実は漆は日本産業の原点
漆は、約9,000年前の縄文時代から使われてきた、日本最古級の工業素材です。防水・防腐・接着という高い機能性を備え、船、建築、武具、生活道具に至るまで、社会の基盤を支えるために欠かせない存在でした。
中世(12〜16世紀)には、武具や寺社建築の必須素材として、近世・江戸時代(17〜19世紀)には、城郭の什器や大名家の調度品、そして明治時代、パリ万博を機に海外輸出としての “japan(ジャパン)” 漆器を支える国家規模の産業インフラとなりました。
漆は、いまもなお自然素材でありながら高い機能性を持つ、日本のものづくりの精神を象徴する素材です。
しかし近代化が進み、化学塗料や合成樹脂が普及すると、漆は効率の波に押され、産業の表舞台から姿を消していきました。
便利さの裏で、自然素材としての強さ、時間とともに深まる美しさ、職人の技術体系――
その本質的な価値は見えにくくなりました。
大きな価値が失われようとしています。
今、Duco は本漆に立ち返ります。
漆は過去の遺物ではありません。
自然が生み出した高機能素材であり、現代の技術と組み合わせることで、先人の知恵を見直しながら新たな可能性を持つ“未来の素材”へと進化します。
私たちは、
- 縄文から続く素材の力
- 中世・近世に確立された技術体系
- 現代のものづくりの視点
これらを思い起こすことで、唯一無二の価値を構築します。
Duco は、本漆の力を現代に再び接続し、
日本のものづくりの未来を拓いていきます。
曲げアクリルねじり石積 製作 Rhus プロジェクト
「舞扇照明」相模原市コンソーシアム加速化支援事業プロジェクト
薩摩切子「しずく」茶碗 協創開発 薩摩びーどろ株式会社 Rhus プロジェクト花
自然紋 「うるし花」 製作 Rhus プロジェクト
Brandオリジナルブランド
Duco は、独自に開発した漆素材を軸に、Rhus(ルース)ブランドを国内外で展開しています。
Rhus は日本および海外で商標登録された Duco のオリジナルブランドで、 その名はラテン語で「ウルシの木」を意味する Rhus に由来します。
伝統的な漆技法と現代素材の研究を融合し、 建築・インテリア・アートピースなど、多様な領域に向けて 「漆を未来につなぐ新しい形」を発信しています。